オーディオを始めると真空管の音が気になり始めるのではないでしょうか。そんな方に超オススメです!
NFJ TUBE-01Jの特徴
真空管アンプと言うと、高電圧で熱くて非効率、扱いにくいというイメージがあると思います。
しかし、最近出回っている中国製の安い真空管アンプは、デジタルICと真空管のハイブリッドとなっており、真空管特有の大型トランス等はICを利用して扱いやすくしたものがあります。
そのため、真空管アンプでもコスト削減と省スペース化が可能となっています。
今回のNFJ TUBE-01Jも、お手軽真空管アンプのひとつになります。
お手軽なデメリットとして、スイッチング電源によってはノイズが乗ったりする場合がありますが、
デメリットを考慮しても真空管アンプを始めるには丁度いいと思います。
常時通電させておくような使い方の場合は、こちらの記事で紹介しているデジタルアンプの方がオススメです。
外観と入出力端子
操作ツマミはシンプルです。電源とゲイン、ボリュームしかありません。
中国製品にありがちな、妙な音質調整とかができない点は良いですね。
トグルスイッチの操作感は、カチッ!カチッ!っとしっかり操作感があります。
INPUTとOUTPUT共に、RCAケーブルで接続します。有りがちな3.5mmステレオジャックの入出力端子はありません。
電源はDC 12Vです。
注意点としては、本製品には電源が付いていません。
スイッチング電源は別途購入する必要があります。
粗悪な電源が付いていないので、好きな電源を選ぶことができますね。
私はノイズフィルター付きのACアダプタを購入しました。
表面はヘアライン加工となっており、安っぽさはないと思います。
また、カラーバリエーションはブラック、シルバー、ブロンズゴールドの3色展開のようです。
ブロンズゴールドもカッコ良さそう!
真空管
真空管は6J1となっています。別売りですが、TUBE-01J用として交換用の真空管も用意されています。
最近の中国製品だと、交換部品も潤沢にあったりするので、故障時の交換やカスタマイズしやすいのもありがたいですね。
ちなみに、6J1は6AK5や5654といった真空管と互換性があります。(他にも多数互換性があります)
真空管を探して、いろいろ交換したりするのも楽しみですよね。
感想
我が家では、AirPlayサーバとしてRaspberryPiを使用しています。
ラズパイからUSB DACを経由して、真空管アンプに入力しています。
スピーカーは、TEAC コアキシャル2ウェイスピーカー(S-300NEO-CH)を使用。
比較対象アンプは、Lepai デジタルアンプ LP-2020A+です。
様々なジャンルの音楽を聴いてみましたが、非常にクリアで柔らかい音になりました。
他サイトや商品レビューでよく書かれている「真空管らしい音」というのがわかりました!
スイッチング電源からのノイズを心配していましたが、ノイズはほぼありません!これは予想外でした!
音量を上げても、嫌味のない透き通るような音で非常に楽しいです!
これを知ってしまうと、他の真空管はどんな音がするんだろう!!というワクワクした気持ちになります!
まとめ
初めての真空管アンプとしては、かなりオススメできます。
デジタルアンプはいくつか所有していますが、真空管は感動が違いました!
安く手に入る真空管と交換しながら、いろんな音を聴いてみたいと思います。
[…] る方もいると思います。そういう私もなんちゃって真空管アンプも所有しています。 DeathMarch.net おすすめ!真空管アンプ TUBE-01Jレビューhttps://deathmarch.net/archives/635オーディオを […]
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