DeathMarch.net

カメラや写真、RaspberryPiやLinux関連の活用方法、普段使っているモノのレビューや自作したものを写真多めで紹介します。

Mac オーディオ ガジェット

Focusrite Scarlettでハイレゾ試聴環境を構築してみた

投稿日:2019年12月7日 更新日:

LINEで送る
Pocket

最近ハイレゾ、ハイレゾ…と目にする機会が増えてきたので、そろそろハイレゾ環境を構築してみようと思い、オーディオインターフェースであるFocusrite Scarlettを使ってハイレゾ鑑賞環境を構築してみたので紹介します。

今までの環境

Lightroom

今まではMacBook Pro + USB-DACというありがちな構成でした。
使用している機材としては、USB-DACはFOSTEX PC100USB、そこからアンプのFX-AUDIO TUBE-01JとFX202Aを使っていました。

オーディオを始めると真空管の音が気になり始めるのではないでしょうか。そんな方に超オススメです! NFJ TUBE-01Jの特徴真空管アンプと言うと、高電圧で熱くて非...

最近メイン機をMac mini 2018に入れ替えたこともあり、オーディオ環境も少しだけアップデートしようかなーと思っていたところでした。

 

ハイレゾを再生するDACの選定

これは当たり前の話ですが、これが一番悩むところ。簡単ですが、USB DACをハイレゾ対応にすればハイレゾ環境が手に入ります。
しかし、最近はハイレゾ対応を謳っている製品が多く存在しますが、ハイレゾ対応ってセールスポイントになるので高くなるんですよね…。

色々と調べていく中、USB-DACはその名の通り「デジタル→アナログ」変換が目的の製品であり音楽鑑賞等に利用されますが、世の中には楽曲制作をするための「アナログ→デジタル」変換することを目的にしている「オーディオインターフェース」というジャンルがあることを発見。

よく考えれば、ハイレゾって簡単に言うと「アーティストが伝えようとした原音に近い情報を再現できるデータ」のはずなので、オーディオインターフェースってハイレゾと呼ばれている情報量が当たり前に扱える機器でなければいけないはずですよね。
オーディオインタフェースってどうせ高いのかなー…と調べてみたら意外とお手頃価格な製品が多いこと!しかもDA-AD変換できるスペックはUSB-DAC製品よりもハイスペックであることが多い!

ということで、ハイレゾ対応しているオーディオインタフェースを「音楽鑑賞目的」に購入することを決めました!(将来DTMをかじることになっても安心できるし…!)

 

オーディオインターフェースは情報が少ない

音楽鑑賞を目的としたオーディオインタフェースの情報って無茶苦茶少ないです。
ですので、ハードウェアとして実績があり、エントリー機でも十分なスペックがあり、見た目がカッコいい(笑)ものを探しました。

結果として、Focusrite Scarlett Solo Gen.3を選びました!
最後の最後までSteinberg UR-22Cと迷っていましたが、最後は見た目で決めました!赤いアルミ筐体ってカッコいいですよ(笑)

Focusrite Scarlett Solo Gen.3の再生スペックとしては、24bit/192kHzまでの音源を再生できます。ハイレゾ再生環境としては十分過ぎるのではないでしょうか。
ちなみに、オーディオインターフェースにはDTM用に様々なソフトがバンドルで付いてきますが、音楽鑑賞目的であればバンドル製品は一切使いません。

 

実機レビュー

外箱

こちらが外箱です。外国製品らしいパッケージですねー。

 

開封

箱を開けると綺麗な筐体が見えます!テンション上がります!

 

外観

どうでしょう!真っ赤な筐体が美しいです…この筐体を見た時にSteinbergにしなくてよかった…と思いました。やはり趣味で使うものは見た目も大事です(笑)

 

前面にはXLRケーブルやフォーンプラグが接続できますが、音楽鑑賞目的なので使いません(笑)
背面もフォーンプラグで接続するため、私はRCA端子をフォーンプラグに変換するプラグを使ってスピーカーに接続しています。
USBケーブルはType-Cが採用されていますが、USBは2.0仕様で動作します。中身はそのままでとりあえずType-Cに変えました感がありますね…。

 

電源ON

Macに接続するとこんな感じ。何も接続しないため表示は質素にUSBマークが点灯するだけです。

前面にあるヘッドフォンジャックですが、ヘッドフォンを刺しても背面のスピーカーはミュートにならないため注意が必要です。(スピーカーとヘッドフォンの両方から聞こえます)
本体の音量ツマミはヘッドフォンとスピーカーの両方を調整することになります。この仕様が気に入らない方は一つ上のScarlett 2i2だと独立した音量ツマミが付いています。

肝心の音質ですが、個人的には非常に満足しています!
少なくとも、今まで使っていたFOSTEX PCUSB100より音質低下を感じることもないと思います。
超高級オーディオに慣れている人からすると意見が違うのかもしれませんが、少なくとも軽い趣味レベルのオーディオファンにとっては十分すぎる音質だと思っています。

 

macOS Catalinaでも使えます

実はここがかなり不安でしたが、マニュアル通りにやれば問題なく認識しました。
Macの場合、接続が認識されただけではハイレゾで再生してくれません。「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「Audio MIDI設定.app」で出力フォーマットを192kHzに変更しましょう。

Audio MIDI設定

 

Amazon Music HDで最高の音楽ライフを

ハイレゾを手軽に楽しむならAmazon Music HDがおすすめです。
早速無料体験に登録しましたが、ムチャクチャ満足してます!MIDI設定で再生フォーマットを変えるとハイレゾの違いが分かります!

Amazon Music 音質

Amazon Musicアプリだと現在の再生フォーマットが1クリックで確認できるので分かりやすいですね!
はぁ…無料体験期間が終わっても継続しようかな…(笑)

 

最後に

いかがでしょうか。
オーディオ製品って無駄に高いものが多かったり、カルト的な商品も多いので情報を探すのに苦労します。
手軽にハイレゾ環境を手に入れたい、オーディオインターフェスってどうなんだろう?という方の参考になればと思います!

LINEで送る
Pocket

-Mac, オーディオ, ガジェット
-, ,

執筆者:


  1. […] して導入しています。こちらに関しては別記事で紹介しているので参考にしてください。DeathMarch.netFocusrite Scarlettでハイレゾ試聴環境を構築してみた最近ハイレゾ、ハイレゾ…と目にする […]

comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

関連記事

BME280

Arduinoでスマートな温湿度+気圧計を作ろう!

Arduinoで生活に役立つものを作りたい。ありきたりなものではなく、自作ならではのちょっとリッチなものですよね!

RaspberryPi

ラズパイにOpenJTalkを入れて喋ってもらうまでの手順

RaspberryPi 3にOpenJTalkのソースをコンパイルしてインストールしました。 アイデア次第でなんでも喋ってくれます。

NVR500

YAMAHA NVR500で定期的にWakeOnLanを実行する方法

我が家ではYAMAHA NVR500を使っているのですが、色々活用方法がないかなーと思っていましたが、WakeOnLan(WOL)機能があるみたいなので少し勉強してみたので、備忘録としても残しておこう …

ラズパイで朗読

RaspberryPiに小説を朗読してもらう(実装編)

ラズパイでできること…RaspberryPiに小説を朗読してもらうことにしよう! 今回は機能実装をします!

本格的な夏を迎える前に自宅サーバの健康診断と掃除をしよう

本格的に暑い時期になります。年に一度の健康診断の意味も込めて自宅サーバを掃除しました。

2020/04/26

IKEAの「LILLABO」でプラレールとBRIOとプチ電車を比較して分かったこと

電車のおもちゃって種類が色々あるけど、ちゃんとレール走れるのかな?ということで検証してみました。

Mac mini 2018

2019/12/09

Mac mini 2018をレビュー!周辺機器も紹介します!

自宅メイン機の刷新でMac mini 2018を購入しました!購入したモデルの詳細とレビュー、現在使っている周辺機器を紹介します!

2019/12/09

自宅で薪作りをするために電動チェーンソーCS-2501を購入!

自宅で薪作りをするため、電動チェーンソーを追加購入しました。STIHL MS170と比較しながらRYOBI CS-2501をレビューしてみようと思います!

外観

2019/12/07

Focusrite Scarlettでハイレゾ試聴環境を構築してみた

最近ハイレゾ、ハイレゾ…と目にする機会が増えてきたので、そろそろハイレゾ環境を構築してみようと思い、オーディオインターフェースであるFocusrite Scarlettを使ってハイレゾ鑑賞環境を構築し …

2019/03/11

METIS PLUSとASRock J4105-ITXで省電力・静音録画サーバを作る

録画サーバのリプレースとして、METIS PLUSとASRock J4105-ITXを使って自作サーバを構築したので紹介しようと思います。ちなみに自作PC初体験でした。