本格的に暑い時期になります。年に一度の健康診断の意味も込めて自宅サーバを掃除しました。
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自宅サーバの掃除は夏前に実施する
我が家は自宅サーバを運用しているので、ハードウェアの保守も大事になってきます。
自宅サーバについての記事は、こちらでも記載しています。(自宅サーバを使い続ける理由とメリットを考える)
HDD故障であれば、冗長化している部分もあるので大丈夫かと思いますが、マザーボード等は壊れてからでは遅いので定期健康診断のような意味も込めています。
時期としては、冷却ファンの役目が重要になる本格的な夏前に実施することで、故障のリスクを少しでも下げてやろうという感じです。
フロントパネルのフィルター交換
我が家のサーバは、HP ProLiant MicroServerです。
この写真は、掃除前のサーバですが、よく見ると細かい部分にホコリが詰まっていました。
HP MicroServerのファンは背面の大型ファン1つのみであり、前面吸気、背面排気というシンプルな構造です。
そのおかげで、ホコリ対策は前面だけ行うだけで内部への侵入の大半を防ぐことができます。
前面ドアは外すことができます。ドアは2重構造になっていてフィルターを挟むことができます。
交換前のフィルターを撮り忘れてしまったのですが、しっかりと灰色になっていました。
ちなみに、フィルターは専用品ではなく、ドライタイプのクイックルワイパーを半分のサイズに切ったものです。もう何年もフィルターとして使っていますが特に問題ないようです。
ハードディスクとコネクタ類のチェック
こちらが分解した様子です。サーバマシンは、マザーボードやHDDを外すのにドライバーが不要な作りになっていることが多く、メンテナンス性が高いです。
バラしたらあちこち掃除機でホコリを吸ってやります。
また、内臓しているHDDの使用期間を確認しました。何度か換装しているのですが、製造年が2009年とか2014年とかまちまちでした。
現在2017年ですので、2009年のHDDはサーバに最初から付いていたものでしょうか。
そろそろ交換しないとまずそうですね。Samsung製ということもあって早めに変えたいです(笑)
増設したHDDは、SATAケーブルを使って接続しているのですが、コネクタのL字になっているプラスチック部が折れていました。
特にエラーなく使えているので、しばらく様子を見ようと思います。
コンデンサの状態をチェック
次に、マザーボードにある円筒状のコンデンサをチェックします。
コンデンサは、熱や経年劣化で膨張してしまうのですが、上部から破裂するように作られています。
そのため、上部が膨らんでいるコンデンサがないかチェックします。ぱっと見では、問題なさそうですね。
こちらが、我が家のインフラを支えている地デジキャプチャーボードのPT3です(笑)
背面に少し隙間ができてしまうので、ホコリが入り込んでいました。
それよりも、若干錆びているような箇所がありました。。。
なぜ錆びる…大丈夫か…?という感じですが、問題なく使えているのでまだ頑張ってもらおうと思います。
最後に
HDDの状態については、S.M.A.R.T.情報を取得すればわかるのですが、マザーボードにあるコンデンサの状態などは実際に分解しないとわからないですよね。
自宅サーバを運用するにあたって、一番大事なことが火事予防です。
劣悪な環境で24時間運用していて、火事にでもなったら大変ですからね。
みなさんも、定期的にサーバの状態をチェックされることをオススメします。
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