自作する上で安全対策は大切です。
今回は楽しく安全に自作をするために、汎用的に使えるAC100Vで使えるヒューズボックスを自作します。
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目的
自作って楽しいですよね。いろんな失敗をしながらオリジナルのものを作ることが楽しい!
だんだん慣れてくると、もっと大きいものだったり、複雑なものを作ろうと思うかもしれません。
電気を扱う場合、最初は電池1本から始まったものが、そのうち壁コンセントなどにチャレンジすると思います(笑)
家のブレーカーが落ちる、ぐらいの話であれば良いのですが、感電したり火災に繋がると怖いです。
そんな事故を未然に防ぐために、汎用的にAC100Vで使えるヒューズボックスを作ろうと思います。
ヒューズボックスとは
まずヒューズとは、定格以上の電流が流れた際、電気回路を守ることや、火災に繋がる事故を防止するための電子部品です。
ヒューズに定格以上の電流が流れると、ヒューズ内部の金属が溶断され、回路が開かれることになります。(電気が流れなくなる)
ヒューズは切れることがなければ、ただの導体と変わりありません。
ヒューズは切れてしまうと交換が必要となります。
また、ヒューズを替えることで溶断するまでの電流を変えることができます。
ヒューズボックスは、ヒューズ管が入っている箱になります。
材料
今回の材料はこちら。
- アルミケース
- コンセント(1口)
- コンセント(メガネ型)
- ヒューズホルダー(大きさと規格に注意!)
- ガラスヒューズ管(大きさと規格に注意!)
- 内部配線材(細すぎないもの)
- 熱収縮チューブ
コンセントの形は好きな形で良いです。(電源コードの間にヒューズ管を挟めるだけです)
なんとなく、試験したい機器は通常のプラグを想定しています。
壁コンセントに繋がる側は、メガネ型のケーブルにすればわかりやすいかなー、という感じです。
ヒューズ管は、試験する機器の負荷に合わせて変えるようにしましょう。
「とりあえず大きいのでいいや」というのはヒューズの意味がありません!きちんと選びましょう!
構造
回路としてはこれだけ!見てもらえればわかると思いますが…
- 入力側のプラグの片方を出力側のプラグに接続する。
- 入力側のプラグの接続していない方をヒューズホルダーに接続する。
- ヒューズホルダーから出力側のプラグの接続していない方に接続する。
というだけ。
内部配線は、ケース等に接触しないようにテスターで確認してください!
また、端子部が露出しないよう、熱収縮チューブ等で絶縁するようにしてください!
まとめ
いかがでしょうか?
簡易的かもしれませんが、安全対策の1つとして使えると思います。
電源コードを取り外せるので、収納時もコンパクトになります。
ヒューズ管を交換することで、様々な機器に使えるようになります!
自作ライフを安全に楽しみましょう!
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[…] 取り付けましょう。 (安全対策!AC100Vで使えるヒューズボックスを自作しよう!) […]