山に登るなら写真を撮りたい。写真を撮るなら妥協せず一眼レフを使いたい。だけど重くて辛い。どうしたら良いのか考えてみました。
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現在のスタイル
現在はクランプラーのショルダータイプのカメラバッグを2種類持っています。
カメラ本体+標準ズームだけ入る小さいものと、数本のレンズが入る少し大きめなものです。
登山用ではないですが、山にカメラを持って行くときは登山用のザックにショルダーバッグごとつっこんでいます。
そのため、登山中に写真を撮るには…
「ザックを下ろす」→「ザックを開ける」→「ショルダーバッグを開ける」→「カメラを取り出す」
というありえないほど面倒な方法でした…。
元気なうちは、よーし写真撮るぞ!的な感じで良かったのですが、標高が高くなり、景色も綺麗になるとともにカメラを取り出す元気はなくなってきます。
そうすると、山頂以外では撮らなくなってしまい非常にもったいない!という状況です。
富士山もこのスタイルで登ったのです。非常にもったいないなぁ…。
ということで、一眼レフを持ち運ぶための登山スタイルを考えてみました!
首から下げる
ありえないです。
まぁこれができたら苦労しないですね(笑)
最初はこのスタイルで登山に挑戦したのですが、30分もすれば限界になります(笑)
たすき掛け
長いカメラストラップを使う場合、もしくは軽量なショルダータイプのホルスターバッグなどの場合ですね。
悪くはないと思うのですが、登山する前提なのでアンバランスな荷物が増えると歩きにくくなります。
また、ショルダータイプだと片方の肩に負担がかかります。何度も向きを変えるのは面倒ですのでこちらもボツです。
やはり、理想は両肩均等に負荷がかかるようにしたいです。
ザックのベルトに装着する
色々な方法を探している中で、面白い商品がありました。
Peak Designのザックのベルトに装着するタイプで、一瞬でカメラの着脱ができるというものです。見た目がスマートで非常にカッコいい!
非常にスマートで良さそうなのですが、ザックの片側に負担がかかることや、ザック側に取り付けるアダプターの着脱は面倒なので長時間の登山用としてはどうなんでしょうかね。軽量な一眼レフを使っている方は良いかもしれません。
というか、登山用ではなくて普段使いとして欲しいですね!
ザックに一眼レフを引っ掛ける
ザックにカメラを取り付けてしまうのが一番楽なのかもしれない、ということでザックに取り付けられる上に両肩均等に負荷がかかるものを探しました。
そしたらピッタリな商品をHAKUBAが出していました!その名も「くびの負担がZEROフック」というダイレクトなネーミング!(笑)
とてもシンプルで効果もわかりやすい良い商品なのですが、少しお値段が…。
材質と大きさを考えると、アイデア料だ!と言わんばかりのお値段設定ですね(笑)
とは言っても、ちゃんとYKKが作っているし、アイデアは素晴らしい、求めている商品なので買いました!
実物を見てみると、太くて硬いので強度は問題なさそうです。
手持ちのコールマンのザックに装着してみました。
この商品は、ザックのベルトにアジャスター機能がついているものでなければ装着できません。(デイバッグ等には付いていないことが多いです)
山登り向けに作られている製品ですね。非常にありがたいです。
実際にカメラを装着してみる
ザックにカメラをかけてみました。
ザックを背負ったまま、普段通りにストラップを首にかける感じで装着できました。
太いストラップを使っている場合は、うまく引っかからない可能性があるのかな?と思いました。
しっかりと両肩に分散されますね!商品名の通りに首の負担がZEROになるような気がします(笑)
ストラップが首に全く触れないか?と言うと、少し触れている感じはあります。(ザックの種類にもよると思いますが)
ただ、遥かに楽になるので問題ないと思います!
最後に
本当は実際に使った感想も含めてレビューしようと思ったのですが、梅雨のおかげで登山が延期になってしまいました。。
次回の登山では必ず使おうと思いますので、使用感を含めて再度レビューしようと思います!
※2017/11/7追記
磐梯山の登山で実際に使用してみました!こちらの記事で紹介しています!(超綺麗!紅葉の磐梯山に登ってきました!)
[…] 以前、登山でも一眼レフを使う方法について記事を書いています。そのときに紹介した「首の負担がZEROフック」を紹介しました。 今回の登山でようやく試してみることができました! […]