愛用のEOS 7Dで使っているコンパクトフラッシュがどうもおかしい。撮った写真のデータが壊れてる。
そんな状態のコンパクトフラッシュが使えるようになるまでの手順や方法について書きます。
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カメラと記憶媒体について
普段使用しているカメラはCanon EOS 7Dです。
7Dの記憶媒体は、Transcend製 32GBのコンパクトフラッシュを使用しています。
2011年のカメラ購入と同時に使い続けているので、7年目になります。
症状について
まず、おかしくなっているという症状はどんな状態なのか?以下の写真を見てください。
これは桜の写真です。レンズの影響ではなく、データが壊れているように見えます。
普段、RAWで撮ってLightroomで現像していますが、数ヶ月前から撮った写真がこんな状態でしか見られないものがちらほら存在します。
カタログはLinuxファイルサーバにある写真を参照しているので、うまく開けなくてファイルが壊れたように見えることもあるのかな…という感じで、最初はあまり気にしていませんでした。
ですが、最近ヒット率が高くなり、色々調べるとデジカメの記憶媒体が怪しい…ということらしい。
週末カメラマンなので、使用頻度は高いわけではありませんが、記憶媒体としてはそろそろ問題が出る時期なのかな…これはコンパクトフラッシュが原因なのか…!?
トランセンドに連絡してみる
トランセンド製のメモリって永久保証じゃなかったっけ…と調べてみた。
(トランセンドの保証規定はこちら)
やっぱり永久保証してるじゃないですか!!!!
1〜5年から永久保証まであるようですね。
ということなので、まずはトランセンドに連絡してみます。
(トランセンド オンラインお問い合わせフォーム)
コンパクトフラッシュの型番、製造番号、具体的な症状を記入。
是非交換してほしい!!って書いて送りました。
連絡が来た!
なんと翌日にはトランセンドからメールが届いてましたよ!!
仕事が早い!!
お世話になっております。
トランセンドジャパン(株)テクニカルサポートでございます。この度はご迷惑をおかけしておりますこと、
深くお詫び申し上げます。 ご連絡頂きました件でございますが、
既にご確認頂いていると思われますが、
32GBのCFカードに対応しているPC環境がございます場合は、
弊社「RecoveRx」ツールにフォーマット機能がございますので、
お試し頂きます様お願い申し上げます。……
まぁ、交換する前にまずはツールが使える環境があればフォーマットを試してから保証手続きに入るように、と。
しかし、我が家のMac環境では指定されたツールではコンパクトフラッシュをフォーマットする機能がサポートされていません。
念のため別手段でフォーマットする
トランセンドが推奨する?RecoveRxでのフォーマットでは確認できない状況です。それならば違う手段で試してみよう。
カメラでのフォーマットはかなりの頻度で行っているのですが、すぐに本当の意味でのゼロ消去フォーマットはしていないと思います。
Mac環境なので、ディスクユーティリティで入念にフォーマットしてからもう一度試してみようかと。
ディスクユーティリティは、「アプリケーション」→「ユーティリティ」の中にあると思います。
セキュリティオプションで全データを書き換えるようにしました。(「最も速い」から一つ分右に動かすと、ゼロ消去を行うように指定できます)
32GBもあると、時間も相当がかかります。フォーマット始めてからはひたすら放置!
フォーマット自体は何事もなく終了しました。Macからコンパクトフラッシュを取り出します。
カメラで使えるようにするために、カメラ側でも再度フォーマットします。
結果
フォーマットを実施した4/9以降、2ヶ月近く経ちますが、以前のようにデータ破損が発生しません。
ゴールデンウィークでかなりの枚数を撮影しましたが、全て問題なしです。
あれ、、、これって治った…?
まとめ
問題が解消したきっかけは、ゼロ消去を含めたフォーマットだと思います。
フラッシュメモリの電荷抜けってやつと関係あるのでしょうかね…。
写真を撮っても32GBまで使い切ることがなかったので、数年間リフレッシュされないセルが存在して電荷抜けによってデータ破損につながったとか…?
うーん、想像でしかないのですが、メモリーカードに異常を見つけた場合は、全てゼロ消去するフォーマットで復活する可能性があるということがわかりました!
今回やったことは簡単にできるので、同じ症状の方は買い換える前に試してみる価値はあると思います!
(それでもデータが壊れるようであれば、素直にトランセンドの保証で交換手続きをするか、買い換えた方が良いと思います)
今後は様子見で、何か異変があれば再度記事を書くようにします!
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