前々から気になっていたCPLフィルター(円偏光フィルター)を購入しました。
レビューついでに、ひたち海浜公園のネモフィラで練習です。
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海浜公園って?ネモフィラって何?
ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市にある国営公園です。
有名どころとしては、毎年夏にROCK IN JAPANを開催しています。秋はコキアになります。
ネモフィラは、小さくて青い花です。(雑ですね)
毎年ゴールデンウィーク前後の時期で、一面のネモフィラを見ることができます。とにかく多いです。(人も多いです)
CPL(円偏光)フィルターとは
偏光板を使って、光の反射や空の青みを引き出すことができるそうですが、私も初めてなので興味本位で買った次第です。
ちなみにPLフィルターと言っても、AFを利用するなら円偏光フィルターを選ばないと、悪影響が出るようです。
商品名に「円偏光」や「C-PL」と書いてあれば良いと思います。「PL」という記載だけしかないものは要注意です。
通常のフィルターと同じようにレンズに装着しますが、フィルターがクルクルと回ります。フィルターを回すことで偏光の度合いを変えることができます。
ちなみに、偏光フィルターは寿命があります。
熱や紫外線で黄変する特性を持っているそうですので、数年に一度買い換える必要がありそうです。
寿命のチェック方法は、フィルターを白い紙に置いた時に、黄変せずにグレーに見えれば正常と判断できるようです。
買ったCPLフィルターはこちら
「ZEROPORT Japan TiANyA 薄枠設計 XS-Pro 1 Digital 円偏光 CPLフィルター」を購入しました。商品名長い…。
所謂、激安フィルターというやつです。
先っちょが回しにくいというレビューがちらほらありましたが、レビューの通りでした。
72mmと52mmの2枚購入したのですが、52mmの方が回した時に引っかかる感じです。
72mmは非常にスムーズに回ります。
精度の問題なので、使っているうちに回しやすくなりそうな感じですが、削れた金属粉がどこに落ちていくのかが不安です。CPLフィルターの間に入ってこないことを祈ります。
撮ってみた
…わかりますか?(笑)
RAWからフルサイズJPEGに現像すれば、はっきりと違いがわかるのですが、ブログ用に圧縮してしまうとあまり分からなくなってしまいました。(笑)
上から下の写真にいくにつれて、空の青みが濃くなっています。
ネモフィラの色も変わるのかなーと思っていましたが、あまり影響ないようです。
金属やガラスに反射した光は、はっきりと薄くなるのが分かります。
車のガラスに写り込んだものや、水面に反射する光を軽減したい場合は、かなり有効だと思いました。
ただし、偏光フィルターの度合いを強くすれば強くするほど、ファインダーの像が暗くなり、シャッタースピードも落ちます。
晴天であれば問題ないと思いますが、多少暗くなると難しいかもしれません。
最近は特に手ぶれ補正のないEF 50mm f1.8 iiを持ち歩いているため、シャッタースピードが遅くなると辛いです。
まとめ
あまりレビューらしいレビューにならなかったのですが、私が購入したCPLフィルターは精度が気になりますが、フィルターとしてはちゃんと機能するため、買ってよかったと思っています。
経年劣化するものなので、入門用としてはアリなのかなと思います。
時々「風景を撮るならPLフィルターが必須!常用がオススメ!」みたいな記事や雑誌がありますが、個人的にはちょっと違うのかな…と思います。
シャッタースピードが遅くなりますし、反射光が必ず邪魔になるとも限りません。
撮りたいものに応じて、装着するのが良いのかなーと思いました。
フィルターの着脱って面倒ですが…。
もう少し、PLフィルターを使いこなせるように練習してみようと思います。
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