超コンパクトで優秀なガスランタン。持っていて損はないランタンだと思います!
どんなランタン?
スノーピークが1998年から販売しているガスランタンです。
非常に小さく作られているため、自転車やバイクツーリングでのキャンプに非常におすすめです。
実際、私もバイクツーリングの時は大きいランタンを持ち運ぶのは困難なため、天を使っています。
小さいから明るくないのか?というと、そんなことはありません!小さいながら非常に明るく照らしてくれます。
車でキャンプに行く場合は、大きいケロシンランタンに加えて、天も持っていきます。
小型・軽量ガスランタンなので、ちょっとテーブルを照らしたい場合など、簡単に移動できるため重宝しています。
スペック
ギガパワーランタン天のスペックは以下の通り。
- 出力(照度):最大80W
- ガス消費量 :1時間あたり35g
- 火力調整 :可能
- 収納サイズ :62mm × 65mm × 103mm
- 重量 :125g
燃料となるガス缶は、OD缶を使用します。
ガスは、プロパン・イソブタン混合(スノーピークなら金缶)を使うことをオススメします!
詳細は後ほど記載します。
外観
見ての通り非常にコンパクトです。片手サイズと思えばわかるでしょうか。
収納用に専用プラスチックケースがついてくるため、持ち運びもしやすいです。
ケースには予備のマントルも一緒に収納可能です。
火力調整はワイヤーのつまみを捻ることで調整できます。
収納する際は、ワイヤーを跳ね上げるようにします。
グローブは、標準でガラス製となっています。
オプション品でステンレスメッシュのグローブと交換可能です。
メリット
何度も書いていますが、非常にコンパクトで軽量であることが最大のメリットです!
また、小さいだけじゃなくて明るいので、実用的です!
点火する際も、ガスを出しながら点火スイッチを「カチッ」と押すことで、簡単に着火させることが可能です。
「使わないかもしれないけど、とりあえず持って行くか」という感じでキャンプに持っていきます。
まぁ、あれば便利なので毎回使っていますけど。
我が家では可愛くて「天ちゃん」と呼んでいます(笑)
マントルは消耗品となりますが、スノーピークの消耗品はキャンプ用品を取り扱っている店で簡単に手に入ると思います。
マントルは消耗品と言いつつも、実際はほとんど交換せずに使い続けることができています。
デメリット
デメリットは少ないのですが、敢えてデメリットを挙げるとすれば…
- グローブがガラス製なので丁寧に扱う必要がある
- ガス缶を取り付ける前に火力調整つまみを閉じる必要がある
ガスランタンを乱暴に扱うことはないと思いますが、小さいので気が付かずに重い荷物で押しつぶしてしまってグローブを割ってしまう…ということがないように気をつけています。
上記写真にあるように、ガスが出なくなるつまみの角度は水平ではありません。(個体にもよると思うのですが…)
ケースに収納する際は、つまみを多少開いて水平にする必要があります。
使用する際は、収納ケースから取り出してガス缶に取り付けると思うのですが、そのまま取り付けるとガスが漏れます。
気がつかずにそのまま付けたこともありますが、シュー…というガスが漏れる音が聞こえると思いますので、すぐに気がつくと思います。
ガスによって明るさが全然違う
使用するガスの種類によって明るさが全然違います。
一般的なガスランタンに共通することだと思いますが、寒い時期に安いイソブタン(プロパンが混合されていない)のみのガス缶を使用すると、十分に気化しないため、非常に暗くなります。
また、点火当初は明るくても、長時間使用しているとガス缶が冷えてきます。
これによって、ガスが気化しなくなり段々暗くなる…なんてこともあります。
天ちゃんはマントルが小さいのもあり、暗くなると急激に使い物にならなくなります(笑)
プロパンが混合されているガス缶は非常に明るいです。(スノーピークの場合は金缶です)
というのも、プロパンの沸点は-40度であるため、気化しやすいのです。
天ちゃんのパッケージにも「銀缶は配合ガスの特性により20度以下での使用は、満足な光量を得ることができません。低温時が予想される場合は、金缶をご使用ください」という記載があります。
少し涼しい季節でのキャンプだったり、夜は冷え込む場合があるので、ガス缶は少し高くてもプロパン混合のものを使うことをオススメします。
最後に
いかがでしたでしょうか?
スノーピーク製ということもあり、きちんと作られていることは間違いないです。
小さくて可愛いだけではなく、実用的なところがお気に入りポイントです。
キャンプでガス缶を使う方は、持っていても損はないランタンと思いますよ!