北朝鮮のミサイル発射問題で日々騒がれています。緊急情報をいち早く通知するためのJアラートですが、格安SIMを使っている場合の注意点を書いてみようと思います。
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格安SIMでJアラートは受信できるのか?
Jアラート(全国瞬時警報システム)を受信できる、受信できないというのが決まるのは、携帯電話の機種で決まるようです。
ですので、Jアラートは格安SIMだから受信できないというわけではないようです。
実際のところ、iPhone SEとIIJmioの組み合わせで8/29と9/15の北朝鮮によるミサイル発射によるJアラートを受信できています。
Jアラートは代替アプリで対応可能
Jアラートを受信できない機種かどうか、自分で確認する方法はないようです。
そこで、消防庁はJアラートを受信するための代替アプリの利用を推奨しているようです。
アプリの例として挙げられているのが、Yahoo!防災速報です。
私はJアラートを受信することができていますが、Yahoo!防災速報アプリも利用しています。豪雨予報などの通知が非常に助かっています。
格安SIMでJアラートを受信したらどうなるのか
ここからが本題です。
9/15の朝7時頃にJアラートを受信した時点では、家にいたのでテレビで情報をすぐに確認することができました。また、家族も近くにいたため何も問題ありませんでした。
しかし、それから30分ほど経ち、普段通り通勤電車の中で北朝鮮のミサイル問題について確認しようとしたのですが…一切通信ができません。
Jアラートという緊急性が高く、身の危険を感じる通知があれば、誰でも最新情報を求めるものだと思います。
そういった時、格安SIMは通信制限がかかるため、ほぼ通信できなくなります(当時は全く通信できない状況でした)
家にいたときは、自宅の無線LANがあったため何事もなく通信できていましたが、外に出た途端に通信できなくなるのはビックリしました。
冷静に考えてみれば、当たり前のことでした。
「ミサイル発射」→「Jアラート通知」→「いろんな人がネットで情報蒐集」→「格安SIMの人は通信制限を受ける」
しかも通勤時間帯に起こったことだったので、状況は最悪ですね。
ちなみに、緊急地震速報(EEW)では通信できなくなるまで混雑した経験はありません。Jアラートの影響力は大きいですね。
格安SIMの導入を再検討する必要があるか?
格安SIMに変える時は「昼間、夜間は通信が遅くなるのか」程度で考えており、そこまで重要視していませんでしたが、緊急性の高い時に通信できなくなるというデメリットまでは考慮できていませんでした。
「いざという時に通信できなくなる格安SIMは危険だ」という人もいれば「そんな状況を考えるよりも毎月安く済ませたい」という人もいるでしょう。難しいところですね。
最後に
個人的には、スマホの通信に依存しすぎることは問題だと思います。
それぞれの価値観で変わってくるところだと思いますが、格安SIMに乗り換えようとする際のデメリットとしてお伝えできれば良いと思って書いてみました。