花粉やホコリはできる限り減らしたい!そうは言ってもコストはかけられない!そんな方にオススメなSHARPの空気清浄機 KC-F50を買ったのでレビューします!
目次
KC-F50とは?
SHARPが製造している空気清浄機です。実は2015年モデルということで、数年前のモデルになるのですがAmazonではベストセラーだったりするのが不思議ですよね。
家電業界では型落ち=安くなる、というルールがありますが、KC-F50は安いだけではなく上位モデルにない機能が備わっていたりするので、敢えてこのモデルを選ぶ、という方も多いようです。
今回はKC-F50を選ぶ方が良い、ということも紹介したいと思います。
空気清浄機に求めること
私は典型的な花粉症の人間ですので、3月あたりから毎日辛くなります。
ですので、空気清浄機に求める最優先の機能は、できる限り花粉の除去ができるものが良い。また、部屋が埃っぽくなるのを防いでくれればなお良い。
また、乾燥する時期も考えると、空気清浄機で加湿ができたら更に良い。もちろん、ランニングコストも安い方が良い。
ここまで書くと贅沢かもしれませんが、スペック的にはKC-F50で全て満足できるみたいですよ!
今まで使ってきた空気清浄機
今までは手作りした水式空気清浄機を使っていました。
ですが、寝室で使うには少し動作音が大きく、もっと効率的に空気が綺麗にできるのでは…と思っていました。
水式空気清浄機でも部屋の空気が回る感じがありますし、ゴミが水面に浮いているのが見えるのは効果が見えるので結構好きなんですけどね(笑)
いざ開封!
こちらが梱包箱です。化粧箱のような綺麗なパッケージではなく、ダンボールと発泡スチロールの緩衝材しかありません。自宅用として購入するならば何も問題ありませんね。贈答用にしては少し質素かもしれません。
こちらが本体。今回は白を選びました。
フィルターの装着手順やキャスターのロック方法の説明などです。本体下にキャスターが付いていて横方向に移動させることができ、つまみを動かすだけで簡単にロックできます。
空気清浄機自体が軽くはないので、少しずらして掃除する場合などにキャスターが付いていて移動できるのは嬉しいですね。
製品の右側に貼ってあるシールです。2015年モデルなので数年落ちモデルなのかなーと思っていましたが、なんと2018年製が届きました!
これは嬉しい誤算でした!新しい年式の新品なので嬉しいですね!
外観・質感
上部の操作パネルは、ボタンも大きく必要以上に情報も表示されないのでシンプルです。
空気が綺麗ならば緑、空気が汚れているとオレンジに変わります。基本的には「おまかせ自動」ボタンを押すだけなのであまり操作パネルには触りませんね。
側面には加湿用の水タンクがあります。
取り外しは簡単にできますが、水を入れたタンクを装着する際、下手に力を入れて装着しようとするとプラスチックが割れそうです。
全体的にプラスチックは薄いような気がします。こればかりはエントリーモデルなので文句は言えない気がしますので、大事に使うしかないですね。
背面は、格子状のパネルを取り外すと2種類のフィルターが内蔵されています。背面吸気、上面排気構造になっています。
肝心なフィルター
白いものは、集塵HEPAフィルターです。黒いものが脱臭フィルターです。
SHARPのサイトでは、フィルターの交換目安は10年と書いてありますが、本体が10年持たないと思いますし、2〜3年も使えば交換したくなるんでしょうか。
べらぼうに高いわけではないので、乳幼児がいる家庭ではもっと短い周期で交換するのも良いかもしれませんね。
加湿機能も付いている!
空気清浄機で加湿もできるのは嬉しいですね!
気化式の加湿になります。できれば加熱式の加湿が良いのですが、静粛性を考えると気化式になるのはしょうがないですね。
写真の通り、青いフィルターが水タンクの奥に装着されており、フィルターに風を当てて加湿を行います。
加湿を行わない時期は、加湿フィルターを外しておいた方が良いと思います。水を入れっぱなしだとカビが発生する可能性もあるので定期的に掃除したいですね。
プレフィルターを自作する
内蔵フィルターが2枚装着されていますが、フィルターを長持ち&掃除を簡単にするためにプレフィルターという製品が純正品として発売されています。
構造としては、格子状パネルの外側にフィルターを貼り付けるだけの簡単なものなので、他の製品でも十分に代用可能だと思います。
私の場合、ニトリで購入したレンジフードフィルターをハサミで切ってマスキングテープで簡単に固定して装着しています。
マスキングテープを内側で固定すれば全く見えませんし、SHARP純正品のプレフィルターを購入するより安く上がります。効果のほどはまだ実感できていませんが、大きなホコリがHEPAフィルターに詰まってしまうようなことが避けられるのかな、と思います。
良い点
こちらが運転中の写真です。液晶には気温や湿度、電気代を選んで表示することができます。
こちらが綺麗な空気が出てくるルーバー(排気口)になります。
KC-F50では、ルーバーの開閉が電源と連動して自動で行われるので便利ですね。ここが大事なところで、実はKC-F50よりも新しいモデルではルーバーの開閉は手動に変わっています。ルーバーは自動開閉するほうが絶対便利です。
あとは何と言ってもコスパ最強なことでしょうか。
ちゃんとしたフィルターが付いていて、名もない中国メーカー製ではなく、SHARP製なので悪くないですね。
今回の機種(KC-F50)以降の機種(KC-G50など)では、高感度ホコリセンサーがなくなっています。ルーバーも手動化されているため、コストダウンされているなぁ…という感じです。(これがホンハイに買収されたことによる影響なのでしょうか…)
ですので、型落ち品でもセンサーが多く搭載され、ルーバーも自動で動くほうが良いというわけです。空気清浄機の基本性能はフィルターで決まりますからね。
悪い点
先ほども書きましたが、筐体全体的に使われているプラスチックが薄い気がします。取り外しができるような箇所については、うっかり引っ掛けて折れてしまわないように注意しないといけないかもしれません。まぁ…普通に扱う方であれば全く問題ないと思います。
最後に
いかがでしょうか。花粉やハウス出すと対策にどうでしょうか。
既に最新機種中心に出回っているため、本機種は店頭ではなかなか見つけられません。買うならお早めにどうぞ!